しばらく日本に帰っていて久しぶりの更新です。
抜歯編から長らく書いていなかったスペインでの矯正ですが、今ブラケットつけて早3、4ヶ月たちました~。
さて、初めの記憶をたどると、スペインでのブラケット装着一瞬で終わりました!日本でもこんなに早いの?もう、ださいブラケットをつけると決めていたから、そのまま銀のガッチガチの矯正装置だったんですが、
「Abre la boca. (はい、口あけて。)」
から、むにゅっと口を開いたままにされる、透明のでかい洗濯バサミのようなものを口に装着され(しかも痛くない)、怖くて目をつぶっていたら、カチッ、カチカチッっとしばらく金属の音がしたと思ったら、
「Ya~~ hemos terminado. (もう、終わったよ~ん。)」
(私が歯医者嫌いで怖がりなのを知ってて、先生、子供口調でたまに話すんです。)
その後は、まだ口を閉じないでねって言われ、この洗濯バサミがあるから閉じるにもと閉じられないんだけど、、、と思いつつ待つこと少し、助手さんが現れ、ブラケットと歯をくっつけているペーストのようなものを乾かす機会を持って来た。UVランプのような熱のこもったもので乾かしていたから、多分ネイルのジェルを乾かすみたいなものなのかな。
そんなこんなで、ブラケット装着終わりました。今のところスペインでの矯正思ったより大分スムーズです。早く終わりますように~。
2011年9月1日木曜日
2011年7月6日水曜日
踏んだり 蹴ったり ~スペインの医療~
最近、歯科矯正を始めたと、前のブログに書きましたが、今回はスペインじゃなくて急遽日本で親知らず抜歯やりました。
抜歯は上下4本で下の2本が横に倒れていて神経を圧迫していたらしく、マヒが残らないように、全身麻酔で3時間の大手術。(私にとっては。笑)怖かった~。ということで、4日入院してました。尿の管まで入れられて、終わったら トイレに行きたい感がずっとあって、ふつうは術後すぐに動けない状態で尿の管なんて取らないらしいけど、取ってくださいってしつこく頼んだら、ポータブルトイレを横に置くという事で取ってもらいました。あれは、つらいです。それで、痛み止めを飲みながら、痛さを抑え、4日後退院してほっとしていたら、その夜痛み止めの副作用で胃に激痛で、緊急外来に行くことに。。脅威、痛み止め、ロキソニン。それから、次の日にはアレルギーがでてじんましんみたいなのや、かゆみで大変でした。。。。
ところで、今回日本で親知らず抜歯したのは、スペインの医療制度の関係でなんです。というのも、スペインでは、基本的に医療関係はただ、無料で治療してくれて、すごくいいとスペインに来た当時は思っていたんですが、やっぱりいいことばかりじゃなくって、落とし穴もありました。たとえば今回の抜歯、スペインですることになると、2、3年待ちなんです。無料なので、人がいっぱい並んでいて、抜歯したいと予約を入れるとすっごく待たされます。しかも、コネ社会で、病院に知り合いがいたりしたら、待たないで先に入れてくれます。(笑) もちろん、個人の歯科もたくさんありますが、個人の歯科で親知らず抜歯となると(特に私のような複雑な抜歯)、日本のように30%負担ではなく、全額負担なので、ものすごくお金が掛かってきてしまいます。
もうひとつ。もし、日本で何か病気になった時、アレルギーが出たら、アレルギー科に、やけどをしたら、皮膚科に、など直接専門のお医者さんにかかることが多いですよね。スペインでは、国家の無料の病院に行くとそれが、出来ないんです。一度、一般の自分の専門医に病状をみせ、それからその専門医から近くの総合病院へ行くことになります。その期間も、科によってまちまちですが、2ヶ月3ヶ月から半年ほど待つ場合が多いです。この間、アレルギーのかゆみが出て病院に行ったんですが、そこでは一時的にかゆみを無くす注射を打たれて終わりで次の日からはまたかゆみが出るので、もちろん2ヶ月、3ヶ月も待てず、自費で全額負担し個人の皮膚科へ行くことになりました。
もちろん、がんなど大きな病気が見つかった場合などは、もっと緊急に処置はしてくれますが、そう考えると、日本の医療制度は意外と整っているんだなと。結果、スペインの医療は 無料で待つか、お金を全額負担してすぐ見てもらうかのどちらかですね。それに医者の能力は高いんですが、そういういろんな医療制度問題で、スペインでは、医者が少なくて困っているんです。その事は、長くなったので、また今度。
(^O^)v
抜歯は上下4本で下の2本が横に倒れていて神経を圧迫していたらしく、マヒが残らないように、全身麻酔で3時間の大手術。(私にとっては。笑)怖かった~。ということで、4日入院してました。尿の管まで入れられて、終わったら トイレに行きたい感がずっとあって、ふつうは術後すぐに動けない状態で尿の管なんて取らないらしいけど、取ってくださいってしつこく頼んだら、ポータブルトイレを横に置くという事で取ってもらいました。あれは、つらいです。それで、痛み止めを飲みながら、痛さを抑え、4日後退院してほっとしていたら、その夜痛み止めの副作用で胃に激痛で、緊急外来に行くことに。。脅威、痛み止め、ロキソニン。それから、次の日にはアレルギーがでてじんましんみたいなのや、かゆみで大変でした。。。。
ところで、今回日本で親知らず抜歯したのは、スペインの医療制度の関係でなんです。というのも、スペインでは、基本的に医療関係はただ、無料で治療してくれて、すごくいいとスペインに来た当時は思っていたんですが、やっぱりいいことばかりじゃなくって、落とし穴もありました。たとえば今回の抜歯、スペインですることになると、2、3年待ちなんです。無料なので、人がいっぱい並んでいて、抜歯したいと予約を入れるとすっごく待たされます。しかも、コネ社会で、病院に知り合いがいたりしたら、待たないで先に入れてくれます。(笑) もちろん、個人の歯科もたくさんありますが、個人の歯科で親知らず抜歯となると(特に私のような複雑な抜歯)、日本のように30%負担ではなく、全額負担なので、ものすごくお金が掛かってきてしまいます。
もうひとつ。もし、日本で何か病気になった時、アレルギーが出たら、アレルギー科に、やけどをしたら、皮膚科に、など直接専門のお医者さんにかかることが多いですよね。スペインでは、国家の無料の病院に行くとそれが、出来ないんです。一度、一般の自分の専門医に病状をみせ、それからその専門医から近くの総合病院へ行くことになります。その期間も、科によってまちまちですが、2ヶ月3ヶ月から半年ほど待つ場合が多いです。この間、アレルギーのかゆみが出て病院に行ったんですが、そこでは一時的にかゆみを無くす注射を打たれて終わりで次の日からはまたかゆみが出るので、もちろん2ヶ月、3ヶ月も待てず、自費で全額負担し個人の皮膚科へ行くことになりました。
もちろん、がんなど大きな病気が見つかった場合などは、もっと緊急に処置はしてくれますが、そう考えると、日本の医療制度は意外と整っているんだなと。結果、スペインの医療は 無料で待つか、お金を全額負担してすぐ見てもらうかのどちらかですね。それに医者の能力は高いんですが、そういういろんな医療制度問題で、スペインでは、医者が少なくて困っているんです。その事は、長くなったので、また今度。
(^O^)v
2011年4月13日水曜日
スペインで矯正☆抜歯編
ずっと、ず~っとやろうかなと思っていた矯正をスペインにて実行することにした。
日本では、何かとひとところにとどまることもしないまま、値段も張るのでできないままでいた矯正。両親にはまたここにきて何で、スペインで矯正なのと皮肉られ、でも今しかないと決意してやっとはじめた。でも、日本と比べると意外とリーズナブルなのがいいところ。
まず、いい歯科医をさがすために情報収集を始めて、友人にアリカンテに矯正のいい歯医者があるって聞いて、その仕上がりも友人の歯でチェック。問題なし。でもやっぱり、アリカンテだと、車で30分だし、もし治療が終わって痛いときに車で泣く泣く帰るのも疲れると思って断念。次にノベルダでまた探し始めた。初めは、母のアリカンテの歯医者が定期的にノベルダに来るというからそれも話を聞くと、インプラントのみ。そんなこんなでうんぬん考えながら結局最後に母の友人の娘がやった歯科医がいいってことで、もうはじめたくてうずうずしてたから決定した。場所も車で2、3分とよい立地。
早速行って、見てもらった。行くまで緊張してどきどきして手に汗を握ってたんだけど(実は歯医者とか痛いのがすごく嫌い)、見ると、すごいスペイン美人で私と同い年くらいの女の先生。話すとすごくやさしくて丁寧でほっとした。母子でやっていて、母が、歯科医で娘が矯正歯科医なんだそう。そんなこんなで、レントゲンチェック、見積もり等全部やってもらって、スムーズにことが進み(スムーズというか、かなり急な展開)、すでに始めることに。もう見積もりもらった日にじゃあはじめましょうと、青ゴム装着。その辺は不安だったから、日本で矯正した人のブログで確認済みでほぼ工程は日本と同じ。値段もだいたい聞いていたし、言われるままその場でokした。ちなみに、普通のださい矯正器具で全額3000ユーロほど。透明な磁器のほうに変えると時間がかかるし、値段も1000ユーロほどアップしたので、2年我慢すればと思って、ださいほうを選んだ。
その後、スペインで4本抜歯が決まっていたから(今後日本で4本親知らずを抜く予定)、早速1本づつと思って出かけたら、じゃあ、早く終わるから今日は右側の上下を2本ね、って2本抜くことになった。さすが、事前情報なしのスペイン人。
もう、しょうがないと、気合をいれて麻酔の注射に挑むんだけど、これがまた歯医者で一番嫌いな行為。小さいころのトラウマかあのちくってささって、ずずずって麻酔が中に入っていく鈍痛がほんとに嫌い。最近日本での行きつけの歯医者さんは、脱脂綿に麻酔をしめらせ、注射する部分を少し麻痺させてその後、針を入れるところが痛みが軽減して気にいっていた。こっちではその様子もないし、我慢する準備をしていたら、
あれ~っ、痛くない!!
まったく、痛くなかった~。上手!!
あれ~っ、痛くない!!
まったく、痛くなかった~。上手!!
ところどころにわけて注射をして少しずつ麻痺させていく方法で、今までにこんなに痛くなかった歯医者の注射は初めてだった。やわらかい唇の下のほうにまず注射、その部分は痛くなくて、少しずつ硬い歯茎の方にずらしていく。歯茎のほうに行くときには少し最初の麻酔が聞いてきて痛みもほとんど感じず。その後、抜歯もすばやく終わって、今となれば2本いっぺんに抜いちゃってよかったなと。
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