2009年10月6日火曜日

もじもじ、そわそわしたキッスの話

今日ホッチキスを探していたんだけれど、スペイン語のホッチキスが出てこなくて、

「あれ、なんだっけ、紙をまとめてがちゃって止めるやつ?どこにある?」

なんていって、そのボキャブラリーを使わずに探した。あとでもう一度調べると、ホッチキスは、スペイン語で"grapadora"(グラパドラ)、ラテンアメリカのスペイン語で"abrochadora"(アブロチャドラ)という。ふむふむと思いながら、いつも覚えられなくて辞書を引かなければならない。


このやりとりで、イギリスにいたときにもホッチキスを探していたことを思い出した。私はホッチキスというのは外来語で、そのまま英語から日本語になっている言葉だと思い込んでいた。ホストファミリーのパトリックに聞いた。

"Do you have a hotchkiss, Patrick?" (パトリック、ホッチキスもってる?)

するとパトリックが

"What? What did you say??"(何?なんて言った??)

といって、なぜか笑っている。私は、発音が悪かったのかなと思って、もう一度聞いたんだけど、"What is that?"(それは何なの?)と聞かれてしまったから、最終的にはこのときにも紙をがちゃってとめるやつとそんな説明をした。というのも、ホッチキスは日本での商標で、アメリカの考案者Hotchkiss(ホッチキス)氏によって発明されたので、ある企業そう名付けたというだけだった。英語では実際は、"stapler"(ステープラー)という。そうすると、パトリックはなぜ笑っていたんだろうと思って、辞書を引くと"Hotch"はスコットランドの言葉で「そわそわする、もじもじする」という意味がある。だから私がパトリックに質問したのは上の訳ではなくて、

"Do you have a hotchkiss, Patrick?"(パトリック、もじもじしたキス持ってる?)

という具合。私も最後には、笑えてきて、パトリックに真意を伝えると、日本のstaplerはネーミングセンスがいいと絶賛していた。


こっちにいるとこういう間違いは多々あるけれど、また思い出しだしたときにでもひとつ。

2009年10月4日日曜日

夕食会

先日、アルツハイマーの会の夕食会におばあちゃんが病気なので出かけた。その夕食会の食費の一部がその会に寄付されるというシステムになっている。

はじめに、市長の話があり、次にこの都市出身のバレンシア州国会の委員長の話があった。


食事の内容はは去年も行ったのだけれど、同じような内容で、メインディッシュだけが違っていた。
結構有名なレストランなだけあって、おいしかった。

最後にはダンスパーティのようになってこういうかしこまった会でも最終的にはこんなみんな踊りだすしまつだ。私は、結局ダンスが始まったあたりで退散したけれど、スペイン語も少しわかるようになって、会話に入り、楽しい時を過ごした。




右の写真は、アルツハイマーではないのだけれど、寝たきりで動けなくなってしまったおばあちゃんと、その会のお世話役のひとたちと一緒に。
 
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