2009年5月28日木曜日

勝利の後

昨日はスペインでは過去にないくらいの大祝いがあった。というのもバルセロナの勝利。"Copa de Rey"(王カップ)を初め、"Liga española"(スペインリーグ)最後に"UEFA Champions League"(チャンピオンズリーグ)。夜11時くらいから花火が上がり、幼児からおじいちゃんおばあちゃんたちまでぞろぞろと街の大通りのお約束通りの噴水の前まで祝いに集まった。大通りはコーンなどで仕切られもう車は入れない。私が一番面白かったのは、日本では絶対ありえないクラクションの嵐。他の車とすれ違うたびにある種の音楽的なリズムで皆クラクションを鳴らす。助手席や後ろに座っている人たちはバルサの旗を掲げ、頭を窓から投げ出し、(日本で言うとちょっと暴走族のような感じ)叫んでいる。その中に何人もの5、6歳くらいの小さな男の子たちもたくさん見つけた。大通りのロータリーに車が信号などで集まった時は、クラクションのパーッカッション。思わず笑いが止まらず、必要以上に興奮してその後なかなか寝付けない夜を過ごした。


明くる日も、情熱的なスペイン人バルサファンたちは、興奮覚めやらず路地にはまだバルサの旗やユニフォーム、タオルを身につけ、誇り高々に歩いていた。

2009年5月27日水曜日

とかいって、との付き合い。

「とかいって」との付き合いも長くなりました。


いや、全然そんなつもりはなかったんだけど、あれやこれやともう今や10年以上かな。「とかいって」に初めて気づいたのは確か高校生の時で、そのとき通っていた美術の予備校のAさんか、その予備校の先生のO先生か、もしくは、クラスメイトのOに「あかん、とかいってってよく言うよね」っていうのが始まり。その時はなぜか自分では気づいていなかったから、すごく恥ずかしくって無理して「とかいって」を避けていた気がする。でもやっぱり、習慣っていうのは中々自分から離れてくれないもので、その次に気づいたのが大学の3年くらいだったかな。多分その間もずっと「とかいって」って言っていたとは思うけど、また言われるまでこういうのって気づかない。また、恥ずかしくって避けたんだけど、それから海外生活もあり、忘れかけていたころに、日本人と知り合ってまた「とかいって」。


この話を思い出したのも、今日気の合う友人とお昼を食べていた後に「とかいって」って多いよね、って爆笑された。でも「とかいって」に気づくときはいつでも気のいい仲間といて、気分が良いときのような気がする。

2009年5月25日月曜日

巨大☆

昨日、近くのお祭りに行ったら、巨大な綿飴(Algodon dulce)見つけた。思わず買ってしまって、浮かれて食べまくってたら最後の方はたべきれないし、気持ち悪くなった。でも、これで2ユーロ!!でもそんなものか。300円くらいだし。この時期はスペインではお祭りが次から次ぎへと街ごとに始まるのだそう。でも、日本のお祭りも大きいといろいろあってたのしいけれど、スペインのお祭りは、子どもの遊園地に早変わりしていた。メリーゴーランド、汽車、ポーニー乗りに、たこ足?たこの足みたいなのに乗り物が着いていてぐるぐるまわるやつなど。そんなに大きいところじゃないし、少し離れた駅の周辺のお祭りなのに、ここがスペイン人、みんな夕方7時8時になるとぞろぞろ集まって来た人でにぎわう。



6月の半ばからはアリカンテでhogeras de San Juan(サンフアンの火祭り)が始まる。スペイン最大のお祭りだそうだ。ヨーロッパやスペイン中から人が集まる。アリカンテの住人はこの時期にわざわざ休みをとってアリカンテから出て行く。というのも2週間くらい毎晩毎晩夜通しで火祭りが行われるので眠れないらしい。私も火祭りに出かけるのを楽しみにしているけれど、今は新型のインフルエンザのこともあるし、少し行くかどうか戸惑っている。

2009年5月24日日曜日

中世風味

この間4月の末に開催される"mercadillo medieval"(中世の市場)に行ってきました。スペインにはいろんなお祭りが有るけれど、今まで行った中で一番楽しかったかな。ディズニーランドみたいな、作られてるけど、なりきってる世界。


この市場というか、3日くらい開催されるお祭りは、スペインの中世のころの市場をモチーフに手作りの食べ物、小物、その他昔ならではのオーガニック製品みたいな物が売り出される。写真左は手作りのパン。直径が30cmくらいで、今でいうとオーガニック製品とかによくある、太らない材料で作られたパンで、スペインではパンインテグラル(pan integral)っていうそう。日本語でも麦芽なんとかみたいなのがあるよね?そんな感じのやつです。


その他にたくさん売ってあったのが、スペイン代表生ハム、チョリソーたち。イベリコ豚の生ハムとか、日本ではあまり見る事のないまるいちょっとくせのあるチーズなど。チーズは長期加工して乾いてブルーチーズみたいにかびっぽいやつから、まろやかなチーズまでそろえてある。でもハムとかチーズは普段からやってる市場やスーパーのほうが種類も豊富にあって、ごっつい生ハムなどがつるしてあるのでそっちの方が、見応えありで楽しい。ウサギも皮を剥かれて、そのまま並べられているから、そういうのが苦手な人にはちょっと気持ちがわるいかもしれない。そういう私も来た当初は肉やを直視できなかった。。。



この左の写真はキャラメルグミ屋さん。カラフルでいろんな味のキャラメルがいっぱい。でも基本的には甘すぎておんなじ味に感じる。でもかわいさと勢いで結構買ってしまって、今は家にどっさりとキャラメルが残っている。はかり売りで、しかも中世の市場っていってるくらいだから安いのかと思っていたら、もうかごに入れちゃって、量を計ってって貰ったら後にちょっと高いことが発覚。でも減らすのも恥ずかしくってそのまま購入しました。




その他の中世市場の写真はこちら↓
Medieval

2009年5月18日月曜日

Domingo de Ramos

Se conmemora cuando jesús se retiró para rezar en el monte de los olivos. Porque sabía que lo iban a matar. Es tradición la procesión del domingo de Ramos donde los niños entrenan la ropa de verano y con palmas o ramos de olivo y flores aconpañan a Jesús Cristo. La que tiene la chica en la foto es la palma.

Domingo de Ramosは直訳すると、「花束の日曜日」という意味で、Domingo de Palmas「ヤシの日曜日」とも言うそうです。毎年4月の初めの日曜日に行われるスペインの宗教行事で、ヤシの束を持って、キリストの像と一緒に教会まで行進します。当時のこの日にイエスキリストが十字架に掛けられることを知って、弟子たちをつれて、裏山のオリーブの木まで祈りに行ったことで、この行事がこの日に毎年行われます。


スペインではこの週は冬服から夏服に変わる週でもあります。


その他写真はこちら↓
Domingo de Ramos




2009年5月14日木曜日

スペイン足もとレポート☆

スペイン足もとレポート第1弾☆
勝手にスペイン産の靴のあれこれをレポートしたいと思います。

まず第一弾はMAGRIT(マグリット)☆1929年に靴職人のJose´ Amat Sanchiz(ホセ・アマット・サンチス)により創立され、長い歴史を誇る伝統的な起業。当時はオールハンドメイドだったそうで、今もスペイン王室の女性たちも愛用されているそう。市場のターゲットとしては、少し高価で、品質を重視する30歳代から60歳代の女性がターゲット。また製品のほとんどが輸出され、全輸出額の60%がイギリス、その他ドイツ、イタリア、シンガポールなどで販売されているそう。



デザインはハイヒールの物が多く、クラシックなものから、スワロフスキーなどをちりばめた、ゴージャスなデザインも有り。その中にも、フラットでカジュアルなスペインっぽいバレーシューズ系などのデザイン等もあり、まだまだ、大胆なヒールには手の届かない私でも、フラット系のサンダルやパンプスはお気に入り☆もしかしたら、デパートなどで見たこのの有るかもしれないMAGRITならではの大胆な薔薇のデザインのパンプスが右下の写真。色も何色かあり、同じデザインのポーチも販売していたりして、パーティ用を探している時はバックもココでOK。










日本には大手でパートかもしくは、少し店舗で取り扱いがあるところもあるようです。
興味がある方はホームページはこちら。
Magrit Official Home page
http://www.magrit.es/

その他ネットショップでも購入可能です☆
MAGRIT(マグリット)★定番パンプス7cm、茶色
MAGRIT(マグリット)★フラットパンプスピンク★
MAGRIT(マグリット)★ゴージャス、スワロフスキーサンダル
MAGRIT(マグリット)★フラットスワロフスキーサンダル
MAGRIT(マグリット)★夏のフラットサンダルホワイト★

2009年5月12日火曜日

¿パスクワのさる?

イースター(スペイン語ではパスクワという)の月曜日に食べるパンがスペインの地中海のアリカンテ地方にある。スペイン語では"La mona de Pascua"と言って、"la mona? la mona?"と何回もネイティブのスペイン人に聞きかえしてしまった。というのもLa monaは直訳すると、動物の「猿」にあたるスペイン語で、食べ物なのに猿ってなんかちょっとぞっとしてしまった。こっちの人はウサギも普通に食べるから猿もさべるのかな、なんて。



それで、またそのパンがちょっと微妙。パンは普通の菓子パンでその真ん中にゆで卵をまんまるそのまま剥かずに入れてある。私的にはちょっと衛生的にもどうなのかなと思ってしまって、まだそのパンは食べられずにいる。。。ただ、やっぱりキリストの復活の日にはどこでも卵がつきものみたい。美味しいパンはいっぱいあるんだけど、その他にもおっきいパンの中におもちゃを入れて、誰にそのおもちゃがあたるかなんていうのとかあって、斬新だけどやっぱり衛生的にちょっとと思ってしまう。。。日本人気質かな。そのパンもある行事の一貫なんだけど(ちょっと何の行事かわすれたので、また思い出したら書きます。)、そのパンで有名なパン屋さんなんて、お金を入れちゃって、誰が当たるかで売り出してたりして、お金もうけに金はらうって、理にかなってる気もして面白いけどね。
 
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