2009年9月18日金曜日

ヤシの木おじさん

おばあちゃんの家に大きな背の高い一本のヤシの木がある。そのヤシの木に縄一本で上ってるおじさんがいた。これが彼の本職だ。というのも、今日は2年ぶりのヤシの木の散髪で枯れて落ちそうになっている葉を切って行く。でもその身の軽さといったら、人間業ではないよう。猿が気に上ってバナナを取る様子が目に浮かんだ。上るのも一瞬のうち。



ヤシの木は古くなった葉っぱを切ってその茎の部分が固くなって木のようになる。そして、だんだん高くなって行く。そのため、表面がぼこぼこしているから縄一本でも全く問題ない。ヤシの木にも細いやつや太いやつがあるけれど、だいたいのものが茎がまっすぐではなく細い部分があったり太い部分があったりする。それも職人の技と木の状態によってかわってくるようだ。技がいいとまっすぐにきれいに上に伸びるけど、へたくそだと、細くなったり太くなったりの凸凹が激しい。おばあちゃんの家のヤシの木は見本のようにまっすぐきれいにのびている。これまで切ってきた職人の腕がよっかたんだろう。















上の文章で説明した葉っぱを切って高くなって行くヤシの木の生長過程。
左上から若いヤシ。
右上と左下は種類が違うヤシ。






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Palmero y Palmera

2009年9月15日火曜日

古いシェルターと白いかたつむり

日曜日に近くの友人が家に来て、古いシェルターが最近見つかったからちょっと見に行かないかというので、急遽町と町の間あたりにある丘山へ出かけた。

左の写真が少なくとも70年から80年前に作られたシェルターらしく、昔はこの辺でよく建材に使う石が採れていたそうで、その労働者が休んだり雨よけに使っていたそう。今は山を散策する人たちの休憩所などに少し手を入れているところらしい。左の二つ目の写真はシェルター内の天井。いろんなミネラルが採れるところだけあって、印象派の絵画みたいな色の写真が撮れた。



シェルターをみながら歩いて頂上へ上ろうと歩いていたら、たくさんかたつむりがいた。この辺りではカタツムリも食べ物で、取っている人をよく見かける。カタツムリというと気持ち悪いかんじだけど、エスカルゴっていったらいいのかな。でも私は、全く駄目、やっぱり食べられないな。もっとずっと上っていくと、茶色のカタツムリから白いカタツムリが現れるようになった。これでも化石じゃなくて生きていて、砂浜に落ちている貝殻のようできれいだった。



この日は結局少し夕方寒くなってきて、小雨が降り出したから、頂上までの登山は断念して、帰宅。また来週にでも頂上まで挑戦してみようかな。




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Refugio antiguo

2009年9月11日金曜日

豊作☆

穫れました。今年初めてメロンとスイカとピーマンのを育てた。といっても、私は補助的な役割で食べるのを待ってた感じです。スイカは形が瓜みたいな形のもあったけど(左写真)中も真っ赤でお店で買ったのよりすごくおいしかった。自分たちで作ったからおいしいって感じる、とかじゃなくて、本気でお店のよりおいしかった。スーパーやデパートのもおいしいのはあるとは思うけど。。。そして種がでかい。来年用に今は種を乾燥させて保存中。



ピーマンは、ししとうみたいな形なんだけれど、もっと大きいやつができた。長さは縦に15cmくらいだった。でもこれは形が変にできたわけではなくスペインに昔からあるピーマンらしい。パプリカの赤や黄色の色がついているものより、早く火が通って甘くっておいしい。どちらかというと日本のピーマンを縦にのばした感じで、味はピーマンとししとうの間って感じかな。おいしかったー。

2009年9月9日水曜日

競輪 -Valencia-

昨日スペインのバレンシア州で開催されている競輪が、うちの近くを通ると言うからお昼にサンドイッチとコカコーラ片手に見に行った。

自転車が来るまでに何台も警察や関係者の車やバイクが通ったあと、私たちが到着してから、20分後くらいに先頭車が走ってきた。左の写真。アンダルシアの夏を思い出す。日本のアニメーションにアンダルシアの夏という映画があるんだけれど、スペインに来るまでは競輪はいっつもアンダルシアであるんだと思っていたから(笑)。でも、ああいう映画好きだな。ジブリでも"アンダルシアの夏”とか"海が聞こえる"とか。なんか超大作にはならない感じの作品だけどあのふんわりかんがすごい好き。



ひだりのおじさんは、先頭車が来る瞬間まで、柵によじ上って来るのを確認してたおじさん。おもしろいから写真をとってみた。











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La vuelta españa

2009年9月7日月曜日

川でロデオ体験

お盆に日本に帰国時に熊本県人吉市へラフティングにいってきた。一度群馬県の水上へラフティングへいったことがあったけど、それから約8年か9年目再挑戦した。


なだらかなところでは川の冷たい水と海とは違う優雅さを楽しんだ。でも、一見なだらかに見える川も岩のあるところでは、結構荒れている。しかも、道路からみるのと、中で体感するのは全然違った。結構波が高い。その中で一番んの難関で、ボートの先端に乗ってその波をくぐるのが、ここのインストラクターがつけた名前、ロデオ。荒れ狂った馬に乗っているのに似ているからだ。一人だけ先端に座って体験できる。はじめはロデオやりたい人って言われた時に誰も手を挙げなかったから、私もあげなかったけど、実はやりたかったから、もうだれも手を挙げないのを見計らって、”じゃあ、私やろうかな。"なんっつってみんなやらないなら風を気取って。内心すごい楽しみで乗った。楽しかったー。最後は波がすごすぎて少しへっぴり腰になった。でも、超きもちー。左の写真がロデオ中の写真。夏にはおすすめのレジャーです。
 
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