2011年5月24日火曜日

パリ記 金曜日

3月の頭にパリに行ったときの話を少し。

パリにはメリーゴーランドがたくさんある。
















スペイン、アリカンテがだんだん暖かくなってきたころに突然東京の友人からのメールが届いた。
「突然休みが取れたから、5日ほどパリに行くことにした。一緒にこない?」
もうすでに、チケットもホテルもとっていて、2週間後 にパリへ行くと言う。時間がないので2、3日考えた結果、金曜日からの週末だけ1日仕事を休んで彼女に参加することにした。普段アリカンテからパリまでのチケットはヨーロッパの格安航空会社などで、日本の国内旅行の航空便よりずいぶん安い値段で買えるんだけど、今回は2週間後ということで約2倍のチケット代を支払うことになった。でも、せっかくめったに会えない友人がヨーロッパまで来ると言うのだし、少しくらいと思って出かけた。


 私がパリに到着したのは金曜日の正午。彼女の日本からの便は夕方にシャルルドゴール空港に着くので夕食前くらいに彼女とホテルの近くで落ち合うことになった。ホテルは別々のホテルで私のホテルは15区の地下鉄8番線最終駅のすぐ近くある2つ星のホテル。割りに清潔だったけど、部屋がすごく小さくて3月のパリに暖房があまり効かず、少し寒い夜を過ごした。


彼女と落ち合う前に、まだ少し時間があったので、以前パリに行った時に行けなかったオペラ座と、その時ちょうど改装工事で閉まっていたオランジェリー美術館にモネの作品を見に行った。少し疲れたのでホテルに帰って一休みした後、友達が来るまでもう少し時間があったので散歩することにした。すぐ近くに公園があったので、そこへ出かけると、夕方の空に丸いものが浮かんでいた。その時、パリのガイドブックにホテル付近の公園で気球に乗れると書いてあったのを思い出した。時間もおおよそ日暮れまで、30分に1運行、風が強い時には運行しないという旨が書かれていた。風はそんなにないし、まだ日も出てるので、もしかしたらまだ乗れるかもしれないと思って公園中央の気球のチケット売り場まで走った。 一生懸命走っていったのに、チケット売り場のお兄さんは涼しい顔してまだ余裕だよ~とチケットを売ってくれた。なんだ、そんなに走らなくても次の運行でもよかったと思いながら、でも少しわくわくして気球へ搭乗。一緒に乗ったのは、中年夫婦と、偶然スペイン人の女の人ひとりと私、合計4人。もちろん、そのほかにインストラクターが乗り合わせた。大きな気球で、気球には回りに網が張ってあるのに、上昇するにつれて足がすくんで1点からなかなか動けずに始終その位置から、パリ全体の眺めを観賞。上空150mくらいでは突き刺すようなつめたい風が顔に吹いていたにもかかわらず、上にいるんだっていう興奮が全く寒さを感じさせなかった。














そんなこんなで、思いがけずのった気球で、金曜日の日暮れを迎えて、ようやく友人と合流した。夕飯はアリカンテにないので、私が希望していた韓国料理屋へ出かけ一日終了。パリ15区は韓国料理の激戦区だそう。明日は彼女とモンマルトルへ行く予定。

パリを訪ねる人へ

 王道の観光コースではないけれど、15区内の公園の気球お勧めです。
地下鉄 : 8番線最終駅Balard駅
公園名 : Parc André Citroën

気球からパリ、セーヌ川の眺め

気球から見えるエッフェル塔









気球からパリ15区の眺め


































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2 件のコメント:

  1. ヨーロッパマジ楽しそ~☆

    食事が合うか心配やけど・

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  2. >福岡不動産Doさん
    来たことなかったら絶対楽しいよ~!食事はね、そこ1週間くらいやし、合わんでも我慢できるよ。でも、おいしいよ。

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