2009年7月30日木曜日

Solar eclipse


先日、日食を見た。テレビであれだけ流されていたから、時間も忘れずに外へ出て観察。
私にとっての初めての日食で、幸運にも福岡は曇りのち晴れ。
一時は雲が風で流されて来て見えなくなって行っていたけど、その見えなくなりそうな瞬間が一番に日食を直に見られる時間となった。雲で光が弱くなり月のように綺麗な写真がとれた。




ブラインドの丸い隙間からも、月のような陰の日食が見えた。
かなり感動。

2009年7月18日土曜日

BBQの日 -ヤシの木のこと-

この間、BBQに参加した。

スペインにはがお金持ちではなくても家の近くや海岸沿いなどに小さな別荘などをもっている人が多い。そんなに"The 別荘"みたいに豪華なものではないんだけれど、少し町外れにプール付き一階建ての小さな家や、海岸沿いに持っている人たちは高層マンションの一部屋を夏休み用の別荘として所有している。この参加したBBQもその町外れの少し古めの別荘で友人たちが集まった。スペインのBBQは子羊の骨付き肉を食べる事が多いんだけど、私とその他何人か羊を食べない人もいたから、それに加えて鶏肉を焼いた。


BBQは普通に楽しんだんだけど、そのすぐとなりの土地にヤシの木が森のように育っているのに感動した。スペインの南のアンダルシア地方では昔アラブ人が支配していた時代にヤシの木をスペインにもってきたそうで、ここの近くにも"エルチェ(Elche)"という都市がヨーロッパに唯一こんなにたくさんヤシがあるということで有名で、ユネスコの世界遺産にも登録されている。スペインに旅行に行くときはマドリッドやバルセロナのような都市も良いけれど、本当にその土地特有のものを見たいと言う人は、こういうところへ行ってみたら面白いと思う。特にスペインという国はよく言えば地方によってすごく独特な違った文化が根付いていて、悪く言えばまとまりがない。政治的にはあまり地方でまとまりがないとちょっと大変だけれど、旅行する側からすると、例えばマドリードへ行ったから、スペインへ行ったではなくて、マドリードしか行っていないから、その他の土地へも行ってみるといいと言うくらい、違う国へ行くような感覚で、スペインの旅は楽しめると思う。そんなこんなで、旅行紹介エッセイみたいになってしまったけど、単純にヤシの木に感動したってこと。

2009年7月14日火曜日

聖職行列

4月のことなんですが、今さら写真をアップしたので少し。

スペインにはキリスト教のイースターの週に聖職行列が行われる。イースターはスペイン語では"パスクワ"と言って、日本語に訳すとキリストの復活祭。5月くらいに書いたブログの中にも"パスクワのパン"がでてくるのだけど、それもこの時に食べるパンの事。このパスクワの3日間はイエスキリストが苦しみ抜く日々のことで、"パシオン(pasión)"と言う。映画にあるあの”パッション"のことである。そして次の月曜日にキリストは復活する。



行列は、キリストが十字架を担がされ、痛めつけられ、十字架につけられ、おろされるまでの全てのシーンを表現されている。日本でいう神輿のようなもを順番に並んで担いで行く。その中でスペイン独特なものに三角のとんがりコーンのようなかぶり物がある。顔を隠して行列に参加する。ちょっとコアな話なんだけれど、プレイステーションのバイオハザード4の舞台がスペインで、お城のシーンまで行き着くとゾンビがかぶっている帽子がこのスペインのパスクワの帽子で、スペイン人にとっては誇り高い伝統なんだけれど、他の国の人たちからみると、少し怖いという印象がある。

進行深い人たちは木曜日の夜に行われるボーンボーンとしか音を出さない、静かな行列を見に出かけ、その他子どもやお祭り好きの人たちなどはお菓子も配られる金曜日のお昼の行列を見に出かける。写真は金曜日お昼の行列のもの。



その他の写真はこちら↓
Procesión

2009年7月13日月曜日

近視矯正

日本に帰国して一週間、近視矯正レーシックでやっと目が落ち着いた。帰国して次の日に検査その次の日に手術と時差ぼけと戦いながら手術に挑んだけど、未だコンタクトを始終付けているような気分。というのも、もちろんコンタクトもなにも付けていなくって、違和感もないんだけれど、小学生から目が悪くなった私には世界が見えすぎて、すごく変な気分だ。1.5まで見える。昨日までは寝る時に手が目に無意識に触らないように装着する「はちの目」見たいなものをテープでとめて寝ていた。左の写真。

それでも、毎朝のコンタクトや眼鏡での頭痛に悩まされていた私には本当に爽快でやってよかったなッて思う。これからは目を大切にしようとも思った。
 
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